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トップページ<はんだ付けのページ 8

   はんだ付けのページ(その8)

  5、はんだ付けのプロセス(前ページからの続き)


  実は同様の酸化現象はハンダゴテのこて先でも起こっています。
 頭書にも書いたようにこて先の温度は400℃程度にもなり、周辺の空気と盛んに反応し酸化膜が形成
 され、こて先は徐々に黒っぽくなっていきます。
 こて先が黒っぽくなった状態では、ハンダを当ててもなかなかハンダか溶けない事があります。
 この状態でのはんだ付けは不可能ですので、こて先のクリーニングが必要です。

  コテスタンドに付いている水に浸したスポンジ(海綿)タイプのクリーナーや、また水でこて先の温度
 が低下する事を防ぐため、金属たわしのようなタイプのクリーナーもありますが、これでこて先を擦り
 表面のかす(酸化物)を良く取り除いてからはんだ付けを開始してください。

  ところで皆さんは、はんだ付けが終わるとこて先をクリーニングしてからスタンドに戻す、という事を行っ
 ていませんか。
 実は私もその様な癖が有りましたが、スズ―鉛ハンダでは余り問題にはならないのですが、無鉛ハンダ
 ではこて先の寿命が著しく短くなる事が有ります。
 詳しい説明は割愛致しますが、こて先は高温状態で空気にさらされますので、はんだ付け後に残ったハ
 ンダは、こて先をコーティングし保護するという役目もしています。
 しかし、クリーニングでハンダを落としてしまいますと、このハンダコーティングも剥がれてしまいこて先の
 酸化が進んでしまう事になります。
 ですから、こて先のクリーニングは、はんだ付けの直前に行なうようにし、はんだ付け終了後のハンダゴテ
 はそのままスタンドに戻すようにしてください。

  スズ−鉛ハンダのみを使用していると余りその様な事は起こりませんが、鉛フリーハンダを中心にはん
 だ付けを行っていますと、硬い酸化膜が出来てしまいクリーニングを行ってもなかなか落ちない事が有りま
 す。
 紙やすりなどで落とそうと思われる方もいらっしゃると思いますが、やすりで擦りますとこて先の保護メッキ
 まで落としてしまい食われの原因となりますので、やすりは絶対に使用しないでください。
 そのような場合には、スズ−鉛ハンダでこて先を充分に浸してからクリーニングをし、それを何度か繰り返
 すと回復する事があります。
 それでも落ちない時は、再コーティング用のケミカルペーストという物が市販されていますのでお問い合せ
 下さい。

  ハンダゴテのこて先は鉄などのメッキ処理が施されていますので、取り扱いには注意が必要です。
 上記のやすりを使用するなどは論外ですが他にも、こて先を硬い物にぶつけてしまうなどで小さな傷が付
 いてしまいますと、そこから食われ現象が起こり丁度虫歯になった様な穴があいてしまう事が有ります。
 この様な状態のこて先では、良いはんだ付けは出来ませんので早めにこて先の交換をお勧めします。
 尤もこて先は消耗品ですので、食われなどが無くても定期的に交換される方が良いと思います。


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