有限会社ユニオン技研
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「UNICONシリーズ を実際に使ってみました」  使用レポート



本文中でもご紹介しましたが、当社ではこれまで「HANDY MAX」を推薦しておりましたが、「HANDY MAX」
の生産終了に伴い替わるものとして、同じくジャパンユニックス社製の高級ハンダゴテ「UNICON」シリーズを
推薦しております。

この度「UNICON−107」Mタイプを使用する機会が御座いましたので、早速使用感等をレポートしたいと思
います。

UNICON−107」のハンダゴテ本体は、デザイン等を含め「HANDY MAX」と粗同じですが、重さが若干軽
くなった気がする事と、コードが幾分細く柔らかな物になっているため、ハンダゴテの取り回しは楽になりまし
た。
HANDY MAXは、使用しているコードが太く腰が強いため、ハンダゴテの取り回しの際にコードに押される
事が度々ありましたが、UNICONではその様な事も余り気にならなくなりました。

メーカーに問い合わせしたところ、HANDY MAXは電源を直接コテに引き込んでいる為、各国の安全基準
の関係でどうしても太いコードを使用せざるを得ませんでしたが、UNICONは、コントローラが別置きのステー
ションタイプですので、ハンダゴテ本体には低電圧での供給が可能ですので、細く柔らかいコードにする事が出
来ました、との事でした。

実際にはんだ付けしてみると・・・一寸大袈裟な表現を許してもらうと、ハンダゴテによってこれほどの違いが有
るのか、と思うほど使い易いです。

今回試したはんだ付けは、以前より定期的に行っている作業で、スルーホール基板のはんだ面がベタパター
ンになっているランドにはんだ付けし、部品面まではんだが上がらなければならない、という条件のはんだ付け
で、通常の手はんだでは不可能とも思える条件です。そこでこのはんだ付け作業の場合は、以前から部品面
にリングハンダを通した上ではんだ付けを行っておりました。

以前は通常のハンダゴテ(20W程度のセラミックヒーターの物)を使用して作業していましたが、熱量が足りず
はんだ面ではんだを付けた後、部品面の部品に注意しながらハンダゴテを挿し込み、リングハンダを溶かして
はんだ付けしておりました。

HANDY MAX(Sタイプ)を使用するようになってからは、HANDY MAXは熱量が大きいので、通常のはん
だ面からのはんだ付けだけで、部品面のリングハンダが溶け、はんだ付けを完了する事が出来るようになり
ました。これで、このはんだ付け作業が随分楽になり、流石にHANDY MAXは使い易いと思っておりました。

今回のUNICONではどうでしょうか、と思いつつ実際作業して見て驚きました。
とても速いのです。HANDY MAXの半分位の時間ではんだ付けを完了する事が出来ます。部品面のリング
ハンダも、スーと溶ける感じで、HANDY MAXの、ジワーと溶ける感じとは大きく違います。

尤もHANDY MAXは、Sタイプの50Wなのに対して、UNICONは、Mタイプの70Wと、元々熱量には差が
有りますので、単純に比較する事は出来ませんが、感覚的には熱量の違いだけとは思えない程の差が感じら
れ、作業性が大変良くなった気がします。

それと不思議な事に、熱量が大きくなっている割には、熱をあまり感じない・・熱くない、と言う事を感じました。

これまで色々なハンダゴテを使用して来ましたが、熱量に比例するように “熱” 熱さを作業中の手や顔に
感じていて、それが普通と言うか当然の事と思っておりました。

しかし、UNICONを使用して作業をしている時、何かいつもと違う感覚に、最初は何が違うのか良く分からなか
ったのですが、それが手や顔に感じる熱が余り熱くない、と言う事に気が付きました。(勿論、全く熱を感じない
という事ではなく、70Wと言う熱量の割には、という意味ですが。)
これならば、部品に掛る熱ストレスも少なくて済み、はんだ付け時間の短縮と相まって部品にとってはより良い
はんだ付け環境になるのでは、と思います。

更に、温度を細かく設定できるのは、矢張り良いですね。はんだ付けのポイントによって素早く温度を変更でき
るという事は、より精度の高いはんだ付けになると思います。
HANDY MAXも設定温度を変更する事が出来ますが、ハンダゴテ用の温度計が必要になり簡単に変更す
る、と言う事には中々ならずに、結局初期設定のまま使用している方が殆どではないかと思います。

UNICONシリーズは、ハンダゴテの温度を細かく、しかも簡単に変更できますので、はんだ付けの場面に応じ
た最適な温度でのはんだ付けが可能になります。



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